院長ブログはじめました。スポーツ歯科のお話

急に熱い日が続いてますねー。皆さま体調崩されたりしてないでしょうか?私は先月、帯状疱疹になってしまいました。気を付けないといけませんね(😢)。今まで私も「歯の豆知識」をたまーに書いておりました。ただ、歯科の情報も日々、進化しておりまして、情報を伝えきれていないと感じておりました。実は、以前から年間20回以上、全国の講演会、学会に参加して最新の知識を吸収しているので、「院長ブログ」を使って、これから最新歯科の情報を発信していきます。3日坊主にならないように頑張ります!

早速、行きますね。先日、山形県歯科医師会でスポーツ歯科の講演会を開催しました。「東京2020にむけたスポーツデンティストの仕事と役割~温故知新」と題して歯科大学スポーツ歯科の先生に基調講演していただきました。

ところでマウスガードって、知ってますか?競技中の怪我の重症化を予防するために23ミリのシリコン製の装置を入れるものです。ボクシングやキックボクシング、総合格闘技、空手などは義務化されています。

これは私のマウスガードです。草野球の試合に使ってマウスガードの普及につとめてます。また、マウスガードを装着することによってスポーツのパフォーマンスが向上することもあるんですよ 。そして、自分が怪我をしにくくなるだけでなく、相手にも怪我させないというのも大事な機能です。ウスガードも大事ですが、意外とアスリートのお口の状態が悪いことも多いようです。これは、スポーツドリンクの多飲によってむし歯が多い方がいるようです。虫歯があるとうまく噛めないので競技中、力が発揮出来なかったり、痛みや腫れがあったら、試合どころじゃありませんね。まずは、虫歯、歯周病をしっかり治すのが大前提です。また、1か月に何回かは前歯がぶつかって怪我をされた方が来院されます。たまに歯が抜けたという方もいらっしゃいます。そんなときは、水道水で軽く(20秒以内)洗って、これの中に入れてお持ちください。


そうです。牛乳です。他にも自分のお口に入れておくという方法もとってもいいです。出来るだけ早くお持ちいただけると歯が残せる確立が上がります。たまにそのような緊急度の高い患者さんがいらっしゃるときがあります。そんなときは予約の患者さんを時間通りに治療開始できない場合があります。何卒ご了承ください。

ご存知の通り、来年、いよいよ東京オリンピックが開催されますね。歯科医師も多くの方が医療スタッフとして参加するようです。私もスポーツ歯科、しっかり勉強して日々の患者さんの治療に活かせるように勉強したいと思います。皆さんもマウスガード、ご興味ありましたら、お声がけください。